【中途転職】面談に行ったら担当さんに惚れた

貧困に苦しむ求職者の、アホな感想です。
タイトル通りです。転職成功する気がしません。

業界最大手と言われている転職エージェント会社へ面談に行ってきました。
(敢えて社名は伏せます)

でかい。想像以上に、会社が、めちゃくちゃでかい。

ちょうど退社時間だったからか、会社から人がドバドバたくさん出てくる。

あたりまえだけど、この人たち全員ここで働いてるのか・・・
毎日高層エレベーター乗って耳キーンしてるのか・・・

最近は無人スペースに置いてある子機から受付するタイプの会社面談ばかりだったので、受付に綺麗な女の子が何人もいてびっくりしました。

なんというか、みんなCAさんみたいでした。
もう遅い時間だったのに、私のほかに受付している人が２人もいました。
この子たちは何時に退社できるんだろう。

本番の面談です。

担当さんは事前に知らされないのですが、すごくかっこいい感じのおじさまが出てきてしまいました。

結構うろたえました。
同じ年くらいの人なら、とりあえずジェネレーションギャップは心配ないし、会話の言葉選びも似ているから内容の齟齬が生じにくい、という安心感があります。

でもこんな、大手の会社に勤めている経験豊富なおじさまに、
すっからかんな私の経歴をお話ししなきゃいかんのかと。

しかし、彼はプロでした。
すごく親しみやすい雰囲気をもって、話を引き出してくれました。

転職、という本題から離れたところの話題を向こうが一方的に話してくれるし、
「質問に答えなくてはいけない」みたいな強制感がまるでない。

ちょっと良い居酒屋でたまたま会ったおじさんの話聞いている感じ。
安居酒屋じゃないので、話も面白いんです。

それで話がひと段落ついたときに、ぽんと質問を振ってくれる。

最近でもっとも自分の意見をまっすぐに伝えられた瞬間でした。

若い人と話しているときに感じる、傾聴している“つもり”の印象が全くない。
文字通り、しっかり耳を傾けてくれて、目を見て話せる。
意見を肯定してくれて、解釈が合っているか、わかりやすい言葉でまとめて繰り返してくれる。

すごすぎ。おじさん、私とても感動しました。

以前、人間関係の悩みにはまってしまった時期に
「自分すごいコミュ障だな・・・」と感じるときと、
「あれ、今日はなんだか思うように話せるな」と感じるときの差ってなんだろう、
と考えたときに思い当たったのは相手の傾聴力でした。

私の話し方どうこうじゃなく、相手によって話しやすさが全然違う。

気持ちよく相手に話してもらうには、聴くサイドの能力も重要なんですよね。

だから、その日ほとんど緊張せず自分の言葉で素直に話せたのは、
まぎれもなく彼のおかげです。
面談の時間中、彼に対する信頼感がぐんぐん高まっていくのを感じました。

こんなに高速で好感度ゲージの溜まることあるんだ・・・

でもきっともう会うことはないです。
どっかのバーで偶然居合わせたい～～～

最近初対面の社会人と知り合う中で、よい意味じゃなく、
やばそうな大人にたくさん会ってきてたので
大企業のレベルの高さをビリビリ感じた小一時間でした。

あ～おじさん～～